売上を上げるために店長が残しておくべき3つの記録

あなたは売上を上げるために何かしていますか?

失礼しました。パワー店長養成講座で学んでいるあなたが何もしていないわけがありませんよね。

ただ、何をやったか、記録に残しています?その結果、どうだったのかも?

もし残していないのだったら、今からでも遅くはありません。何をやって、どうなったのかを記録してください。

営業日報に書いているという人?

その営業日報はあなたの手元に残りますか?

残らないならコピーを取ってください。

そして後から見やすいように、月ごとに付箋を付けて、ファイルにまとめておきましょう。

なぜ、記録しなければならないのか?

なぜ、こんなことをするのかわかります?

来年、今年以上の売上を作るためです。

「今年の売上で苦戦しているのに来年の話?」

そもそも、今年苦戦している理由がコレだったとしたら?

前年の売上を上回る考え方は極めてシンプルです。

たとえば前年比110%が計画だとします。

110%の売上をゼロから作ろうとすると途方に暮れてしまいます。

しかし、前年やったこと+10%増と考えたら道筋は見えてきます。

チラシを2000部入れていたのなら2200部入れればいいわけです。

チラシの内容を改善して反応を10%増やすという手もあります。

ただ、いずれにしても昨年の記録がなければ手も足も出ないわけで。

今年のゴールデンウィークの売上は?

たとえば、あなたのお店、ゴールデンウィークの売上はどうでしたか?

計画を達成した人? 前年を越えた人?

ひとまずおめでとうございます。

前年割れした人?

昨年、どんな販促を打ったか、わかっていましたか?

その結果どうだったかも?

それを踏まえて今年はどんな販促を打ちましたか?

たぶん、そんなこと考えもしなかったという人が圧倒的多数でしょう。

計画を達成した人や前年を越えた人の中にもいるかもしれません。

売上を上げるために記録すべき3つのこと

来年、今年以上の売上を作るため、今から次の3つを記録しましょう。

  • 今日やった販促とその結果
    今日やった販促とは、計画の遅れを埋めるなど、単発でやる販促のこと。バカにできない売上が上がることがある。
  • 進行中の販促とその結果
    進行中の販促とは、特売やイベントなど、期間のある販促のこと。
  • 異常値を記録した原因
    異常に高い売上、または異常に低い売上を記録したときは、その原因を記録する。原因不明な場合は「原因不明」と明記。

来年店長でなかったら?

パワー店長養成講座で学んでいる、あなたが店長降格になるとは思えません。

たぶん、基幹店の店長か、あるいはもっと環境の厳しい店舗を任されるかでしょう。本部へ異動だったら微妙ですね。

そのときは使い方と一緒にこのデータを後任の店長に渡してください。

まともな店長なら必ず感謝してくれるはずです。まともでなかったら…そのときはそのときです。

     小宮秀一   
  コラム   

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