クレームをカンタンに減らせる方法

あなたは、クレームをカンタンに減らせる方法をご存じですか?

それはクレームの原因を見つけて取り除くことです。

たとえば、××産のリンゴは傷んでいると言うクレームが多いとします。

この場合、もっともカンタンにクレームを減らせる方法は、そのリンゴの取り扱いを止めることです。

また、従業員が直接商品を届けていることでクレームが多いとします。

この場合、もっともカンタンにクレームを減らせる方法は、直接届けることを止めることです。

自分の店でアレンジした商品のクレームが多い場合は、アレンジを止めればクレームを減らすことができます。

予約商品の発注や取り置きを忘れてクレームになるなら、予約を受け付けなければクレームを減らすことができます。

原因となっている商品やサービスを止めればクレームをなくすことができます。だって、クレームの元がなくなるんですから。

でも、コレでいいのでしょうか?

あなたは、クレームを受けるくらいなら止めた方がマシだと思いますか?

もし、「はい」なら話はココまでです。では早速、クレームの原因となっている商品やサービスを止めましょう。

まだ読んでます?

と言うことは、あなたは「コレではまずいんじゃないか?」と思うわけですよね。私もそう思います。

クレームとは期待が裏切られたからクレームになるわけです。

まあ、クレームを言いたいだけの人もいるかもしれませんが、それを考えてちゃ商売はできませんわね。

逆に言うと、その商品やサービスは期待されていると言うことです。

期待されている商品やサービスを止めるってどうなんでしょう?

あなたが組織人として大過なく過ごしたいなら止めるのがいいでしょう。

そうではなく、自分のスキルアップのために今の立場を利用したいなら、期待されている商品やサービスを止めるべきではありません。

なぜなら、そこには金の鉱脈があるかもしれないからです。

     小宮秀一   
  コラム   

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