”ただのアルバイト”さんから「客単価が安くて、顧客リストを作っても使いようがありません」というメールを頂きました。
”ただのアルバイト”さん、それは違います。
客単価が安くても顧客リストは使えます。
客単価が安くてもダイレクトメールは打てる
「メールならタダでできる」とありきたりなことを言いたいのではありません。
客単価が安くてもダイレクトメールは打てるのです。
”ただのアルバイト”さんのメールは次の通りです。
「私の勤め先はコンビニです。客単価は590円です。DMをやっても赤字です。顧客リストを作っても使いようがありません」
コンビニなら客単価はそのくらいでしょう。
”ただのアルバイト”さんは「粗利が10%としたら59円。ハガキが52円だから作成コストも含めたら赤字」と考えたのでしょう。
確かに、ダイレクトメールを見て来店した人が590円しか買わなかったら赤字確定です。
粗利が300円あったら?
しかし、粗利が300円あったらどうでしょうか?
少なくてもハガキDMのコストくらいはまかなえます。
もちろん、成功するかどうかは別にして。
要は、粗利の取れる商品をダイレクトメールで案内すればいいわけです。
正確に言うと、ダイレクトメールのコストを回収できる商品を売ればいいのです。
”ただのアルバイト”さん、あなたのコンビニに粗利300円の商品ってないのでしょうか?
ギフト、クリスマスケーキ、おせち料理、年賀状印刷などはありそうですけどね。
そういうのがなくても、粗利300円になるようなセット売りって手もあります。
客単価が安くてもダイレクトメールはできると言うことです。
補足
「たとえ赤字でもお客様が必要なら集めるべきでは?」と思う人もいるかもしれません。
それも一理あります。
ただし、その場合はいくらまでの赤字なら許容できるかをしっかり計算しなければなりません。
どんぶり勘定では会社を潰しますから注意して下さい。