新人が「使えない」理由

あるサイトで”「使えない」新人の特徴TOP5”という記事を見ました。

記事によると、「新人時代の記憶も新しい23~25歳の先輩男性会社員300人に、新人に対する見方を聞いてみた」のだそうです。

そのTOP5がコレ。

  1. 言われたことができない
  2. 指示をひたすら待つ
  3. 時間を守らない
  4. 言葉遣いがなってない
  5. 声が小さい

あなたはコレを見てどう思いましたか?

「わかる」と思った人?

失礼ですがそう思った人はもう一度パワー店長養成講座をはじめから読み直すこと!

なぜなら、この5つ、全部教える側に問題があるからです。

声が小さい?

大きい声が出るまで「声が小さい」と注意すればいいだけでしょ。

言葉遣いがなってない?

正しい言葉遣いを教えればいいだけでしょ。

時間を守らない?

時間を守るようになるまで注意すればいいだけでしょ。

指示をひたすら待つ?

仕事の見つけ方を教えればいいだけでしょ。

言われたことができない?

仕事のやり方を教えればいいだけでしょ。

新人を教育するときに「そんなの常識」という考え方はNGです。

たとえばあなたは、両手をポケットに突っ込んで売場を歩いている社員をどう思いますか?

「そんなことも知らないのか?」と思いますよね。

実は、コレをやらかしたのは当時、私のいた会社の社長や部長といったエラい人たちでした。

彼らは小売には素人。だから、「そんなことも知らない」のです。

人は一度知ってしまうと、知らなかったときには戻れないです。

あなたの常識が新人の常識とは限らないのです。

教える側が「そんなの常識」という考えを捨てれば「使えない新人」の数はもっと少なくなるはずです。

     小宮秀一   
  コラム   

コメントを残す