売れない店の２番目の理由

売れない理由で「何もしていない」の次に多いのが「何をやったらいいかわからない」です。

コレも実質「何もしていない」と一緒です。

ただ、「今のままではダメだ」という自覚がある分、「何もしていない」人よりはましと言えます。

どうして「何をやったらいいかわからない」のでしょうか？

今は、本当の意味で何をやったらいいかわからないという人はいません。と言うのは、解決策＝売上アップノウハウならネットを検索すればいくらでも手に入るからです。

つまり、現代の店が「何をやったらいいかわからない」とは、数ある解決策の中から、今、自分がやるべきことがわからないということです。

ノウハウコレクター

「何をやったらいいかわからない」人にはノウハウコレクターが多いです。

今は、ネットで検索すれば店の売上を上げる方法はいくらでも手に入ります。それこそ数え切れないくらい。

ちなみに、私のノウハウは自分の経験がベースです。だから、知っているノウハウの数は到底ノウハウコレクターには及びません。

しかし、ノウハウは知っているだけではまったく意味がありません。

ノウハウは使ってみて、失敗しながら学ぶモノです。ちょうど、レシピを知っているだけでは、おいしい料理を作れないのと一緒です。

ノウハウコレクターはココをわかっていないです。

だから１回試しただけで「このノウハウは使えない」と捨ててしまいます。そしてまた新しいノウハウを探すのです。

ノウハウが悪いのではなく、ただ、うまくできなかっただけかもしれないのに…。

整理されていないノウハウはゴミと一緒です。

たとえば、陳列にフェイスを増やすという技術があります。フェイスを増やせば売れるのです。

ただし、フェイスを増やせば何でも売れるというわけではありません。お客様にとって価値ある商品でないと意味がないです。

したがって、フェイスを増やすという技術で売上アップを図るなら、価値ある商品を見つけるか、価値を高める必要があります。

つまり、「フェイスを増やす」ノウハウを知っているだけでは、売上アップに繋がらないと言うことです。

このように個々のノウハウをいくら知っていても大して役には立たないのです。

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