あなたはお客様に「どんな商品が欲しいですか?」と聞いたことはありますか?
「商品」のところには商品名が入ります。
例)「どんなノートパソコンが~」
そもそも何のためにこんな質問をするのでしょう?
お客様のニーズを知りたいからですよね。
だったら、この質問は無意味です。
なぜなら答えはわかりきっているからです。
「もっと○○な商品が欲しい」
○○に入るのは安い、早い、うまい、カンタン、楽、大きい、小さい、軽い等々。
今ある商品の延長線上の答えしかないわけです。
なぜなら、お客様は知らない商品のことは想像できないからです。
’99年頃、CD-RドライブとDVD-ROMドライブ、どちらを買うか迷っているお客様がたくさんいました。
今ならこんなコト悩みません。全部付いているので。
でも当時、「CD-RとDVD、両方使えるドライブはありませんか?」と聞いたお客様はただの一人もいなかったのです。
「どんな商品が欲しいですか?」で返ってくる答えは99.9%、「もっと○○な商品が欲しい」なのです。
この程度の答えならお客様に聞くまでもないと思いませんか?
売っている人や作っている人にだって容易に想像できることです。
実は、「どんな商品が欲しいですか?」はある質問とセットにするとお客様のニーズを引き出すことができます。
「どんな商品が欲しいですか?」はある質問をするための前振りなのです。
そのある質問とは?